福島 フクシマ FUKUSHIMA

津波被害と原発震災に立ち向かう人々とともに

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「保養」の取り組みで福島と全国がつながる   福島市でサミット


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 「放射能からいのちを守る全国サミット」が、2月11日と12日の2日間、福島市内で開催された。福島県内と全国から、約400人が参加。



被ばく量の低減

 
 福島の放射能汚染が続く中で、県外に避難した人もいるが、様々な思いや事情で避難できない人・避難を選ばない人もたくさんいる。
 そういう人びとの思いや実情に心を寄せながら、被ばく低減に取り組む手段として、「保養」というオプションが、提案されている。
 この「保養」とは、一時的にでも、放射能汚染地を離れ、外部被ばく・内部被ばくの加算を避けることで、体を休め、免疫力を回復するという取り組み。家族での「週末保養」や、子どもの春休み・夏休みを利用した「一時保養」など。
 「放射能からいのちを守る全国サミット」は、「保養」という取り組みを中心にして、不安を抱きながら福島で暮らす人びとと、全国で福島を支援したいと思っている団体や個人とがつながろうというものだった。 

 

支援される側から支援する側へ
 
 
 1日目は、まず、避難や保養を支援している全国の団体や自治体から、取り組みの報告があった。
 その後、「避難者支援」、「保健・医療・食品・測定」、「保養プログラム」、「子どもの権利」、「女子の視点で分かち合う分科会」の5つの分科会に分かれて、詳しい報告や意見の交換が行われた。
 そして、再度、全体で集まり、各分科会での討議内容が報告された。


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 〔写真上〕伊達市から北海道の雇用促進住宅に母子で避難している宍戸さん。
 約120世帯の自主避難者で、自治会組織を立ち上げた。
 また、経済的に苦しい中、お母さん同士が協力して保育施設をつくった。そうすることでお母さんも外に働きに出られるようになったという。
 支援される側から支援をする側となって奮闘している。


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〔写真上〕「福島避難母子の会in関東」の富塚さんとかん沢さん。
関東に避難している31家族が集まり、避難者同士の交流や情報交換を行っている。
原発問題の集会や行動にも積極的に参加、原子力紛争審査会も傍聴し、避難者に正しい情報を伝えるように活動している。



ネットワークで横のつながり


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 5つの分科会のうちの「保養プログラム」。 〔写真上・下〕
 「保養」の受け入れを行っている全国各地の団体や、福島で「保養」を送り出す取り組みを行っている団体が、報告や課題を出し合った。 
 どこでも資金の問題や人手の問題に直面しているが、小さな団体や個人がネットワークを組み、横のつながりを作ることで解決しているという北海道や関西の報告が、教訓的だった。

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切実な悩み出し合う場


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 「peach heart 女子会」と銘打った女子の視点で分かち合う分科会。〔写真上・下〕
 「子どもを生めるのか」「そもそも結婚できるのか」といった不安。また、そういう不安を話せる場が少ないという悩みが語れた。  
 お互いの立場を否定しないで会話ができる「場」をつくり、自分たちの行動で回りを変えていこうということが話し合われた。

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60団体がブース


 2日目は、2つの会場で、約60の団体や個人がブースを出し、相談会がもたれた。
 約200人の相談者が訪れた。


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〔写真上〕横浜市にあるフェリス女学院大・ボランティアセンターのブース。
「権力におもねらない、自立した人間を育てる」という理念のもと、大学のボランティアセンターとして、「保養」支援の取り組みを積極的に行っているという。学生の佐久間さんと大学職員の小笠原さん。二人とも出身は福島。

〔写真下〕関西の団体が合同して出しているブース。
 横のつながりで取り組むという点で関西は進んでいる。
 左から、「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」の小野さん、関西合同労組の蒲牟田さん、「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」の京都精華大の学生の方。

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全国協議会の立ち上げへ


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 〔写真上〕今回の「全国サミット」の成功のために東奔西走した吉野さん。
 吉野さんも、家族は京都に避難している。

 夕方、サミットの最後に、全体が集まったところで、「このサミットに参加した団体で、全国協議会を立ち上げよう」という提案がなされ、確認された。
 昨年5月の文科省「子ども20ミリシーベルト基準」とのたたかい以来、子どもを守るために、粘り強く続けてて来られた取り組みが、この全国サミットで、より大きな流れとなった。

 
 




 
 
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テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ

  1. 2012/02/17(金) 09:13:56|
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