福島 フクシマ FUKUSHIMA

津波被害と原発震災に立ち向かう人々とともに

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稲荷丸  海に向かう



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10月26日、南相馬市鹿島区。
海から2・5キロほど内陸に入った国道6号線近くの草むら。
そこで漁船がつり上げられていた。


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そこには、いくつもの舟が横たわっていた。
津波でここまで流されてきたのだった。
ここも、以前は、きれいな田んぼだったところだ。


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前日は、広島から駆けつけた「原発勇志作業隊」が、船の除染を行った。
そして、船の脇まで土盛りして、鉄板を敷き、大型クレーンをつけて、搬出作業が始まった。


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船主の佐藤公夫さん(61 写真右)に話を聞いた。
(聞き手は筆者 /写真左は地元紙「福島民報」の記者)

― この船は、津波で流されてきたのですね。
佐藤さん  そう。

― そのとき佐藤さんはどこに?
佐藤さん  ここ。

― ここ?
佐藤さん  この船の中。
      まさか津波が堤防まで越えるって思わないから。
      船を守ろうと思って、港で構えていたら、
      流されて、流されて。
      最後は、(備え付けの)救命ボートを出して、
      やっとこさ6号線までいった。

― ご自宅は?
佐藤さん  浜だから。
      流されたよ。

― ご家族は?
佐藤さん  あー、無事。

― いまは?
佐藤さん  仮設。

― 船がやっと再生ですね。
佐藤さん  いんや、まだまだだ。


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風が強かったため、船が煽られる。

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大型トレーラーに乗せて、固定する。

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やがて、船は、ゆっくりと海に向かって動き出した。

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船は、真野漁港で修理の後、相馬市の原釜漁港に向かうという。
再生への一歩を、町の人びとが見守った。





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テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ

  1. 2011/11/07(月) 11:39:24|
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