福島 フクシマ FUKUSHIMA

津波被害と原発震災に立ち向かう人々とともに

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31日未明、震度5強

31日午前3時54分頃、福島県沖を震源とする地震があった。福島県内では、楢葉町と川内村などで震度5強。

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  ゴォーという唸りとともに、突き上げるような揺れ。ついに予想されている最大級の余震かと跳び起きた。揺れは程なく収まったが、「津波は?」「原発は?」ということが頭をよぎった。そう思ったら、鳥肌が立った。
 私に限らず、福島では、多くの人が、こういう心配をしながら暮らしている。
 結果的には、津波はなし。
 ただ「第二原発4号機の排気筒に亀裂」との報道。これはどうなのか。
 また、お年寄りが何人か骨折などをしている。

 (さらに、地震とは別に豪雨によって、新潟と会津地方で大きな被害がでている。)


地震の巣 

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 この日の午後、いわき市湯本町の西にある湯ノ岳の中腹までいった。
 標高400メートル、小名浜が一望できる展望スポットで、カフェレストランを営んでいる佐藤さんを訪ねた。
 
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ここには、三つの活断層(塩ノ平、井戸沢、湯ノ岳)がある。〔写真上〕
 そして、3月11日以降、活発に動いている。
 下の写真の左側の図が昨年の3月から7月までの期間、右側の図が今年の3月から7月までの期間、この地域で発生した地震の震源を、赤い点でプロットしたもの。今年の3月以降の図は、一目瞭然、赤い点で埋まっている。

IMGP0427_convert_20110801125049.jpg

 この日の地震の震源は福島県沖だったが、3月11日の後の4月11日、震度6弱を記録した余震の震源はこの断層だった。


山鳴り

 お話を聞いている最中、遠くでドーンという音が響いた。私は、てっきり雷が近づいているのだと思った。違う。山鳴りだそうだ。
 話にはきいていたが、実地で体験すると不気味だ。
 ドッドーン、バキッという音が、日に数度も聞かれるという。 
 地殻のひずみが集中し、岩や地層がそれに耐えかねて跳ねる。そのときに音を出すようだ。そのひずみの様子を示した国土地理院のサイトを見せてくれた。〔写真下の中心部の矢印が示す辺り〕
 
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地震計を設置

 1カ月ほど前、東大の地震研がきて、このカフェレストランの敷地内に、地震計を設置していった。〔写真下〕
 正確に言うと、写真の装置は、地震計のハードやデータ送信機器。地震計そのものは少し離れたところの林の中にある。 

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 ここの三つの断層は、長さが20キロ未満と短いため、一人前の断層として扱われず、しかも12~3万年の単位で動いていないため、「死んだ」と見なされていた。
 だから原発の立地においても、まったく検討から外されてきたという。
 ところが、その断層がにわかに動き出したのだ。
 そしてようやく東大が調査に乗り出してきた。

           ・     ・     ・     ・     ・

 未明の地震といい、湯ノ岳の山鳴りといい、3・11の事態が依然、現在進行形であることを思い知らされた。
  
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テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ

  1. 2011/08/01(月) 07:02:50|
  2. いわき市
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